リラックス・やさしいヨガ
体の弛緩からはじめていきましょう。
体のくつろぎを完成させ、外に向けがちな意識を内側にむけてください。
クラス後には、きっと、心が落ち着くはず。
ここでは、ラポールのリラックスのヨガのクラスについてご説明いたします。
体の力を抜くこと
私たちの心身は、無意識にいつも緊張していて、体の力を抜くことを忘れがちです。
ヨガは、体の力を抜くことからはじまります。
これはやってみると意外と難しいです。すぐにどこかに力が入ってしまいます。
自分自身を鏡や外からの評価でみるのではなく、力を抜いて中の方から感じていきましょう。
意識の対象をいままでの外側から内側に向ければ、自分という感覚がもっとよくわかるはずです。
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心と呼吸
【心】と【体】はつながっています。【体】の力が抜けると、【心】も自然と穏やかな状態になります。
また、【心】と【呼吸】のあいだにも、密接な関係があります。
【呼吸】は自律神経によって、無意識に自動的に普段行われますが、ある程度は意識的にコントロールできます。
この【呼吸】のコントロールを通して、自律神経の興奮を制御、調整ができます。
ヨガの呼吸をすると、神経中枢によい影響が現れます。
また、情緒の安定と全身のエネルギーバランスの調和にも効果があります。
ヨガの呼吸法には、
精神の集中の力を増す効果がある『クンバカ』、
神経の働きをよくし、リラックスしながら頭脳を明敏にする『ウジャイ』、
鼻づまりを治し、頭脳を明快にする『カパラバーティ』、
そのほか、ブハストリカ、スートーカーリー、シータリーなど様々なものがあります。
これらは日々つづけることで絶大な効果をもたらしてくれます。
ラポールのクラスでは、肺底中心の【呼吸】を【ポーズ】といっしょに実施して【呼吸】 の効果を感じていきます。
クラスの始まりから終わりまで、意識の【呼吸】をつづければ心身はとてもよく整っていきますよ。
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深みをますリラックス
ヨガでの【リラックス】の方法は、全身的な弛緩と、身体エネルギーを上のほうへと昇らせる引き締め(バンダ)です。
この2つが、対立すると同時に調和したとき、さらに、生命鼓動のリズムが整い、呼吸のバランスを十分にとれたとき、
【リラックス】の世界は1つにとどまることなく、ますますその深みを増していきます。
ラポールの【リラックス】のヨガのクラスは、そのような状態をみなさまと共有していきます。
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副交感神経の働き
私たち心身は、意識とは反対に、【無意識下】で生命の活動を維持しています。
例えば、心臓の動きや、内臓の動きは、意識しようとしてもコントロールできません。これらのコントロールは【無意識下】で行われています。
この【無意識下】の系統には、自律神経系があり、【交感神経】と【副交感神経】で構成されています。
興奮時には【交感神経】が優位になり、休息時には【副交感神経】が優位になります。
ヨガの効果の1つに【副交感神経】への働きかけがあります。
【副交感神経】が働くことで、 筋肉がゆるんで血管が広がり、心拍はゆっくりとなり、内臓が活発化します。
筋肉がゆるむことで、栄養・酸素・熱が体のすべての細胞まで運ばれ、ホルモンバランスも整い、老廃物や疲労物質を速やかに除去し、さらに汗腺を開き、皮膚に潤いが与えられます。
ヨガの効果って、すばらしいですね。